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2014夏の道東ドライブ(1) [遠征記]

今年の夏休みは以前から思い描いてた通りに道東方面へドライブ。
これまで道内で空白地帯になっていた道東方面を埋める旅をしてきた。

オール下道のゴールデンウイーク道北旅行とは異なり今回は足寄まで道東道。そこから阿寒国立公園内に入り、最初の目的地オンネトーに到着。
オンネトーは北海三大秘湖と呼ばれる湖で、季節・時間・天候などによって色が変わって見えるらしい。この時はエメラルドグリーン。風が吹いてて湖面が波立ってしまっていたのが残念。
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阿寒湖は良くも悪くも観光地化されているという印象で、湖岸はどこへ停めても駐車料金500円。長居するつもりもなかったので払いたくないと思ってちょっと調べてみると、少し上ったところに駐車料金フリーの展望台があることが分かったので、そちらに行ってみることにした。
湖岸にはそれなりに人がいたのでこっちにもそれなりにいるかと思いきや一人もいないという閑散ぶり。スキー場のゲレンデをオフシーズンは展望台として開放しているそうだ。
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正直、阿寒湖は見て楽しむ湖ではないかな。やっぱり近づいてボッケなりマリモなり見てくれば良かったのかも。

阿寒から弟子屈に抜ける途中に双湖台パーキングに寄り道。パンケトー・ペンケトーは見ることができない湖だと思っていたので、こんな施設があったとは嬉しい誤算。
この2つの湖は陸路で湖岸に接近するのが困難とwikipediaに記述があるが、表現が恐い。

パンケトー
前田一歩園財団が管理している阿寒湖の西岸の林道が唯一の湖岸到達手段である。漁協による湖の利用や学術調査等の目的を除いて、林道への車輌の乗り入れは禁止されている。パンケトーの湖岸はこの林道沿いにある。 但し、ヒグマに襲撃される危険がある。

ペンケトー
前田一歩園財団が管理している阿寒湖の西岸の林道が唯一の湖岸到達手段である。漁協による湖の利用や学術調査等の目的を除いて、林道への車輌の乗り入れは禁止されている。また、林道終端から湖岸までは整地された道が存在しないため、徒歩で進む必要がある。但し、ヒグマに襲撃される危険がある。長い林道の終端にあるため、パンケトー以上に接近が困難である。

「ヒグマに襲撃される危険がある。」という冷静な一文が恐怖をかき立てる。

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パンケトーはほとんど見えないね。

この後、弟子屈に抜けて弟子屈ラーメンの総本店で遅い昼食。札幌の弟子屈で食べたのは1年以上前なので、総本店と違いがあるかと聞かれても記憶にない。

弟子屈から少し北上し屈斜路湖へ。調査不足でどこが観光の拠点になるのかわからなかったので、とりあえず看板が目についた和琴半島へ行ってみることに。
一回り歩いてみたけど、全体像が全く見えずに消化不良。
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どこか展望できるところはないかと調べてみたところ、美幌峠か津別峠に展望台があるということだった。どちらも30分はかかる道のりで、この時既に4時。一時迷った末に津別峠にアタックしてみることにした。
有名な美幌峠を捨てて津別峠を選んだのは、津別峠の方が標高が高く眺望が良いのではないかという勝手な憶測から。
結果から言うと上って正解だった。雲海が見られる場所でもあるそうで、知る人ぞ知る撮影ポイントのようだ。「津別峠」で検索すると色々出てくるね。
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右側に小さくとび出ているのがさっきまで居た和琴半島。

峠を下り、屈斜路湖畔を通ってこの日の宿泊地川湯温泉へ。川湯ナイトはいまいちハマらなかったが、温泉は強酸性の完全掛け流しという最高の泉質であった。温泉だけ入りにくる価値あるわ。

ゴールデンウィーク道北ドライブ(2) [遠征記]

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8時起床。ドーミーインの朝風呂と朝食を済ませて出発。まずは宿からほど近い北防波堤ドームを見に行く。
かつてはここまで線路が延びていて、「稚内桟橋駅」という駅があったそうだ。
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日本最北端の鉄道駅であり、日本最北端の道の駅でもある稚内駅。去年行った小清水駅もそうだったけど、鉄道駅と道の駅が兼用になっていると何が「道の」なのかわからんな。
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駅の土産屋で稚内銘菓らしい「流氷まんじゅう」を買って宗谷岬へ。

稚内空港の前を通り北へ北へ。稚内市街地から40分ほどで宗谷岬に到着。
憧れの我が国最北端の地はとにかく風が強くて寒かった。外にいるのが厳しいので、平時は記念写真の列が出来ているという最北端の記念碑も人が少なかった。
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岬から上がった高台にある日本最北端のラーメン屋「間宮堂」。昼も近かったし、結構人が入ってて気になったので食べてみることにした。どうやらウリはホタテが1匹入ったホタテラーメン。無難な味でほたての出汁全開、っていう感じでもなかった。ちょっとしょっぱかったな。
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高台からそのまま南に下っていくと宗谷丘陵。特に期待はしてなかったんだけど、これが壮観だった。晴天だったら最高の景色だろうな。
全く車走ってなかったから、宗谷岬に来た観光客もここを通らず海沿いを通って帰ってしまうんだろう。あまりに残念なことだ。
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宗谷丘陵から猿払へ抜け、オホーツク沿いを走り浜頓別、クッチャロ湖へ。
日本最大のコハクチョウの中継地らしく、国内最北のラムサール条約指定地でもある。とにかく驚くほどコハクチョウがいる。
ホントにこれ多いってレベルじゃねーぞ。ここまで集まると正直気持ち悪い。湖畔がコハクチョウと鴨の天国と化していた。
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浜頓別から中頓別、道の駅ピンネシリに立ち寄り、音威子府の天塩川温泉で日帰り入浴。循環だったのが残念。

そこから士別に抜けて道央道に乗ってしまうのが一番楽なルートだけど、美深峠を越えて幌加内経由で帰ることにした。
幌加内といえば一も二もなく蕎麦である。蕎麦を食べようと幌加内の市街地に辿り着いたのが夕方の6時、とにかくどこも店が開いてない。蕎麦の産地としては有名ではあっても蕎麦屋は多くないようだ。
なんとか開いている店を一軒見つけ、大ざるそば。おいしい蕎麦ではあった。

幌加内峠を越える段になって雨。日が落ちた所に雨で視界最悪。恐怖の峠越えを何とか乗り越えて深川インターから道央道で札幌までひとっとび。2日間の総走行距離は800kmだった。

とにかくひたすらに車に乗っていた2日間であった。

シリーズ最後の特別付録は今回通過した市町村一覧。
札幌市→石狩市→増毛町→留萌市→小平町→苫前町→羽幌町→初山別村→遠別町→天塩町→幌延町→豊富町→稚内市→猿払村→浜頓別町→中頓別町→音威子府村→美深町→幌加内町→深川市→滝川市→砂川市→奈井江町→美唄市→三笠市→岩見沢市→江別市→札幌市

ゴールデンウィーク道北ドライブ(1) [遠征記]

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2月に買ったインプちゃんで初めての本格遠出に行ってきた。
前々から行ってみたいと思っていた日本最北端の地・宗谷岬を最大目的として、その道道で寄り道をしながらの長距離ドライブ。往路はオロロンラインで日本海沿い、復路はオホーツク海沿いから内陸に入るルートで。

往路はひたすら下道。石狩からオロロンラインを通って北上。増毛までは基本的に何もない。その中で辛うじて観光ポイントと言えないこともない雄冬岬の白銀の滝駐車場でトイレ休憩。
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増毛といえば日本最北端の酒蔵・国稀酒造。試飲コーナーが充実してたけど、車で来たので当然飲まず。今度は電車で来たいな。
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すぐ近くの増毛駅も訪問。駅名が特徴的なので記念入場券もあるようだ。読み方は"ぞうもう"でなく"ましけ"ですが。
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増毛から少し北上すると留萌。留萌は物心つくかつかないかぐらいの頃に来たことがあるらしい。
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ここから北はいよいよ本格的に道北地方っていう印象になってくる。まずは小平町。読み方は"おびら"。この地方はその昔ニシン漁が非常に盛んだったところで、道の駅も重要文化財の旧鰊番屋と同じ敷地に建っていた。
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小平町の北隣は苫前町。苫前町はあの有名な三毛別羆事件が起こった場所である。その関係か苫前町の郷土資料館には羆関係の展示が多く、事件に関するものも多い。
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道内で捕獲された羆では3番目に大きいという「北海太郎」。その体重はおよそ500kg。
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苫前の北隣の羽幌町で遅い昼食。日本海の海の幸が食べたくてここまで引っ張った。うに・かんぱち・ほっきの三色丼。塩水うにはやっぱり旨い。
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ここから一気に北上。初山別、遠別、手塩、幌延、豊富と通って稚内へ。夕焼けが有名なノシャップ岬に向かうも、天候が悪く夕日は全く見えなかった。
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宿にチェックインして夜のツアー。いまひとつ盛り上がらず、そこそこで切り上げて早めに寝た。

ブログ、再開させます [いろいろ]

およそ2年に渡って休止状態にあった当ブログを再開させることとしました。

この2年の間に色々あったけど、大きな出来事としては札幌への転勤。一昨年の秋からこちらにきて、もう1年半。
本社時代の内勤から一転、営業で道内を走り回ってます。
冬の厳しさは言うに及ばずながら、家賃は安いし食べ物は本当においしいし、結構いいところよ。
今年は札幌競馬場のリニューアルオープンもあるので、是非とも北海道におこしやす。

次回からはゴールデンウィークの道北旅行エントリ書きます。

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サマーラグーンのラストラン [競馬]

我が愛馬、サマーラグーンが去る3/25にラストランを迎えた。
デビューから3年半、走ること32走、あの小さな身体で怪我もなく本当によく頑張ってくれた。この馬には感謝の気持ちしかない。
成長が見られず惨敗を繰り返していた3歳時に引退を覚悟していたので、まさかクラブの定年まで走り続けることになろうとは、誰が想像できただろうか。
生き物は本当にわからんね。

名古屋入りしたのは3/24の土曜日。この日も中京で競馬。メインの名鉄杯の生ファンファーレを聴く為に来た。
準OP、OP特別と条件が変わり、次はいよいよ重賞かと思われたところで2年ぶりの今回は1000万条件に格下げ。中京名物としてかなり認知されているので、そろそろ重賞格上げないだろうか。
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翌3/25は中京唯一のGⅠ、高松宮記念の当日。リニューアルオープン直後で激混みになるのは目に見えてたので避けたかったんだが、ラグンちゃんが走るなら仕方ない。朝一で競馬場入りして、ゴール過ぎの芝生にスペースを確保。
ラグンちゃんは午後一の5レースに登場。最後のパドックを見守る。
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レースはすんなり先行して、直線入口ではオッと思わせる場面もあったものの8着。でも、無事に回ってきてくれて心底ホッとした。
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引退後は故郷の静内酒井牧場で繁殖入りするそうだ。母ベラミロードと共に、うつのみや競馬の血脈を後世に残していって欲しい。
5/3追記:どうやら静内酒井牧場ではなくビッグレッドFにいるらしい
風の噂で聞いたところによると、初年度の交配相手はマツリダゴッホだとか。早く子供が走るところも見たいね。

高松宮記念に関しては特筆すべきこともないので割愛。帰りは東名で渋滞にはまって危うく帰れないところだった。
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